2016年9月13日火曜日

2016/9/3 新幸丸 マダイ

船宿:新幸丸(出船12:30沖上がり18:00)
船長:大地船長
ポイント:大原沖15~20m
潮回り:中潮(干潮11:37満潮17:53)
天気:晴れのち雨のち曇り
タックル:
(一つテンヤ)
ダイワ 紅牙テンヤゲームMX ML-235MT + シマノ 14 ステラ3000HGM
(鯛ラバ)ダイワ 紅牙MX 69HB-METAL + シマノ 16炎月100PG
仕掛け:
(一つテンヤ)
ラインPE0.8号 リーダー2.5号 5m 自作遊動式テンヤ5号
(鯛ラバ)
釣具店オリジナル60g+蛍光グリーンタコベイト

2ヶ月振りの一つテンヤ釣行。

前回の釣行後から、密かに遊動式テンヤを自作しておいた。
そもそも遊動式鯛ラバを自作出来るなら、遊動式テンヤだって作れるじゃん、と言うお気軽なノリである。(^_^;)
中通しの丸型の1.5号、2号、5号を釣具店で購入。
一先ず1.5号をダイソーの蛍光オレンジと蛍光グリーンで塗装して見ると、塗料がダマダマになって吹き出て来て綺麗に吹けない。
下地で塗ったホワイトや、その他の色は問題無いのに200円商品の蛍光スプレーだけ駄目という残念な事に。
もういっその事、プラモデル用のスプレーで良いやと模型店に買いに行くとゴールドのスプレーがあったので蛍光オレンジと共に購入。
1本600円かー、と思ってたらなんと2200円もした。(汗)
金色は特別色で1600円もするんだと。。。orz

5号の錘に竹串を刺してホワイトで下塗りを1回。
次にゴールドを4回。
ゴールドは重ね塗りをしないとキラキラ感が出ない。
最後に半分だけ蛍光オレンジを2回。
その後に、鯛ラバと同様に釣具のポイントオリジナルのケイムラクリアにドブ漬けすること3回。
なんとなく、売ってるっぽい感じにはなった。
もっともマスキングしてる訳じゃ無いので蛍光オレンジの部分とゴールドの境目がキレイにはなっていないが、キレイに塗れたからと言って魚が釣れる訳でも無いと思うので良しとする。 (^_^;)

錘の方はこれで良いとして、問題はフックなのだけどテンヤ用の親バリは鉛に埋め込む前提なのでチモトでハリスが引っ掛かる形状になっていない。
なので、一先ず鈎は鯛ラバの仕掛けを作った時の伊勢尼を使用。
これにシーハンターを結んで適当な長さで切って、孫鈎はテンヤコーナーで売ってた孫鈎を結ぶ。
親と孫の間隔を長めにとってエイトノットでチチワを作って完成。
シーハンターと鈎は内掛け結びで結んでみた。

さて、釣行当日。
いつも中央道の調布から先の3車線→2車線渋滞と、その先の永福カーブの渋滞などで土曜日の朝は時間が読めないため「9時集合」というH氏に「8時に行きます」と告げ6時前に出発。
ところが思ったほど調布で渋滞せず7:40にH氏宅に到着。
過去の反省から釣行前日から「釣り番組は見ない、ジョジョは見ない、ガンダムも見ない」と過去に駄目だった事を避けるゲン担ぎをお互いに実施し、万全の体制で大原に向けて出発。
が、出発した時間が早過ぎるので10時前に大原着。

バーミヤンで早めの昼食をゆっくりと取る。
新幸丸の集合時間が11:50なので、それでも時間が駄々余りでヤックスドラッグへ。
この薬局は24時間営業な上に店舗の1/3に釣具が置いてある珍しいお店。
中通しの丸型の6号と8号、PEラインカッターなど小物を購入しようとレジに行こうとするとH氏が
「ダイワの鯛ラバロッド売ってるんだけど買うか迷う」
と言うので
「どこにあるんです?」
と売り場に一緒に行くと
「Amazonの方が安いんだけど在庫が無いんだよねぇ」
との事なので
「Amazonで注文しても今日使えないけど、ここで買えば今日使えますよ?」
と煽ってみると、サックリと購入。(笑)

新幸丸には11時過ぎに到着すると既に午後船のお客さんが全員揃ったと言う事でソソクサと準備をして港へ移動。
テンヤタックルの方は自作遊動式テンヤの5号をセット。
鯛ラバタックルの方は釣具店オリジナルの60gをセット。
この日は、うちら以外はカップルが2組の計6人、船長は大地くんが務めるそうで船長や大地くんから「Hさん、ヨロシクね」とアテにされる、流石常連。
釣座はH氏が1番クジを引いて、カップル2組に配慮して左右の舳に1人づつ入る事に。
左舷側は良い思い出が無いので右舷側をチョイス。

天気はと言うと出航前から結構風が吹いている。
前日の予報では昼過ぎから15時くらいまで0~1mm程度の雨が降ること、風は6m前後で波は1.5mとの事なので、そんなに心配して無かったけど、出船して港を出る辺りで既にザッパンザッパンの荒れ模様。
「北東の風だから港口が荒れてるだけ」
と言い聞かすもポイントへ向けて疾走中も不意のジャンプや揺れに大荒れを覚悟する。(^_^;)

ポイントに到着すると水深15mでドンブラコ状態。
様子見でポイっと足元に落とすと割りと潮が速く船首方向に払い出す感じで、どんどん斜めになって行く。
数回入れ替えたところで根掛かりして、リーダーの結束部分でラインブレイク。(汗)
自宅で結び直した時にライターで炙りすぎた模様。。。
そうこうしているうちに右舷側のカップルの女性がマダイをゲット。
左舷側の方でも女性がヒラマサをゲット。
完全に取り残された感があるも、ラインツイスターのお陰で早々に戦線復帰。

ラインブレイク前もそうだったけど、投入するとあっという間に餌を取られる感じで魚の活性は高い模様。
そんな中、入れ替えで回収すると親鈎と孫鈎の間をパックリと食われて分断された状態だったので、
「餌を小さめにして鈎と鈎の間隔を短くしてみよう」
と思い投入し糸フケを取った瞬間に即ヒット。(嬉)
まずまずのサイズのマダイを1枚釣って一安心。
そして、次も小さめのエビを選んで投入すると、これまた着底一発でヒット。
しかも良く引いてドラグも滑る滑る。
とは言え15mの浅場なので、あっという間に浮いて来たのは1kgちょいの石鯛。
ここから入れ掛かりで、1kg弱を2枚追加。
大地船長から
「今日は、どうしたんですか?調子が良いですね」
と言われるくらいのフィーバー振り。
「いやー、暇に任せて遊動式テンヤを自作したんだけど、それが良いみたい」
と言うと、若干眉唾な反応をされ
「色かも知れないですよ」
と言われH氏に「オレ金が良いみたいですよ」と言うとH氏も紅牙のオレ金にしたところ、あっという間に2枚釣ったので
「やっぱ、色でしたね」
と言われ撃沈。orz

H氏は購入した鯛ラバロッドで釣ることが第一目標だったらしく終始鯛ラバで攻める。
そして、念願の1枚を見事にゲット。
色はやっぱりオレンジ系。

その後も、流し直す度に吐きながら釣りを続け、なんとマダイで初のツ抜けを達成
(過去ログ読んでたら初釣りで15枚釣ってた模様。(汗))
途中から大地船長も
「やっぱり、その変な自宅遊動式テンヤが良いんですかねー」
とか言うので
「変な言うなwwwww」
と楽しみながら釣り続けて最後に特大のカワハギを釣り、2パック目(H氏から半パック貰ったので都合2.5パック)の餌を使いきったところで終了20分前くらいだったので納竿してキャビンでダウン。
気が付くと丁度港に入ったところだった。

今日のヒットは、どれも着底後の糸フケを取った瞬間か、リフトしてフォールさせている最中にひったくる様にアタる感じだったので遊動式テンヤから先がいい感じでフリーフォールしてバクバク食いついて来たと思われる。
帰りの反省会で、フォール時にもっとアタリを出す方法と、錘が上の方に移動し過ぎないようにする工夫をどうするかが今後の課題だね、と言う事になった。

そうそう、H氏にタックルごと渡して遊動式テンヤを試してみて貰ったところ、見事にヒットしたんだけど『バレにくい』のが利点の遊動式テンヤなのにバラし、自前タックルの紅牙で中鯛クラスを掛けるも孫鈎を折られてバラすと言う持ってなさっぷり。
やっぱり先月の釣行で4日のうちに8.1kgの大鯛と4.7kgの大ダコを釣ってしまって運を使い切ってるんじゃ無いかなぁ。(^_^;)

尚、釣果情報に0は船酔いって良く書いてあるので、11は船酔いって書いてね、とリクエストしたのに書かれて無かった模様。(^_^;)
自分で言うのも何だけど、釣りながら吐いて釣りを続ける人って珍しい気がする。
この日は合計で10回近く吐いたような?
特異体質なのか吐くとスッキリして食事を食べれるタイプです。
船酔いじゃ無ければ、もうちょっと色々と試したい事もあったけど、流石に一杯一杯だったので次回以降に持ち越し、と言う事で。(^_^;)

釣果はマダイ11、石鯛1、カワハギ1