2020年12月11日金曜日

書斎のドアノブを指紋認証タイプのドアノブに交換してみた

 コロナ渦でテレワークをさせて貰っているが、元々が自宅で受託開発もやっていたので家を建てた時に2Fの北側に書斎を設けている。
ふつうの住宅なのでドアノブには鍵は付いて無かったのだが、昔と違って犬(とは言え番犬向きでは無い)も居ないし、万が一にも泥棒に入られて借りてる機材(セキュリティーワイヤーで固定はしている)を盗まれても洒落にならないので、セントリーの金庫を購入し、ついでに書斎のドアノブも指紋認証タイプのドアノブに交換することにした。
最近、子供の友達が頻繁に遊びに来るようになったし、勝手に入って欲しく無いところには最初から施錠しておいた方が良かろう、と言う思いもある。

指紋認証タイプのドアノブは普段はレバーの芯がフリー状態で未認証状態だとレバーを下げても芯が回らないのでドアが開かないようになっている。
認証状態または付属の鍵で指紋認証を無効にすると芯がロックされレバーを下げるとドアが開くというモノ。

肝はドアノブ本体でドアの内部に入れるラッチは何でもOKなのだが、ドアノブを固定するビス穴が既存のラッチと合うかどうかという事になる。

我が家のドアのラッチはKAWAJUN製のLWケースロックというラッチで現行品だとビス穴は楕円になっているようだが、古い製品なのでビス穴は真円でしかもレバーの芯からの間隔も違えばサイズも違うので、そのままでは使えない。(^_^;)

そしてLWケースロックは縦長であるため、それを収めるための大穴がドアには空いてるので、付属のラッチを取り付ける事も出来ない。

事前にドアノブを取り外しケースロックを取り外し分解してみたところ、中身がスカスカの状態でビス穴を追加で開ても問題ない構造だったので思い切ってドアノブを注文した。

当初はこっちを検討していたが、いざ注文しようと思ったら在庫切れ。(って今見ると有るじゃん。(^_^;))


なので、こっちを注文。

うーん、ちょっと早まったかな、、、(^_^;)

商品は、こんな感じの箱で中はちゃんと梱包されている状態で中華製品とは思えないが、英語の説明書(しかも図なし)が入ってるだけの不親切さである。



ドアノブを分解してKAWAJUNのケースロックを取り出して現物合わせをするとビス1本弱分だけ穴を拡げる必要があった。




そしてネジ経は62mmだったので手持ちの65mmの鉄工用ビットを使ったが70mmのビットを買って来て開ければ良かったと後悔した。
というのも65mmじゃギリギリ過ぎて微妙に残ってるバリが邪魔でスリーブを通せずペンチなどで抉る羽目になったから。(^_^;)



ドアの方の穴もギリギリのサイズでしか開いてないので回転ヤスリでゴリゴリと穴を拡張。左右だけじゃなく中心部も拡げる必要があった。


ケースロックを差し込むとこんな感じ。


まぁ、自己所有物件だから出来る荒業ではある。(^_^;)
もうこれ元のレバーノブに変更してもドアの穴が隠せないので後戻り出来ない。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
無事に取り付け終わって正常動作して一安心。


設定をするのに室内側のノブから電池ボックスを取り出す必要があるのが不便だが、最初に1回設定するだけなので、まぁ良しとするか。

あと作業する際は、新しいノブを取り付ける前は取り外したノブを部屋の外に、新しいノブを取り付けた後は付属の解錠用の鍵を肌身離さず持ってないとウッカリドアを閉めちゃった時に大変な事になると思われ。
それか最初から鍵を使って認証なしモードにしておくこと。(^_^;)

尚、最初に検討してた製品の方が構造がスマートなのでオススメかな。

1.電池ボックスに対して配線する必要がない
2.電池の交換方法がスマート
3.付属の鍵を差し込んでひねるだけで指紋登録が可能
4.40人分の指紋が登録可能(購入したのは20人分)
5.指紋未登録時は誰の指紋でも解錠可能
6.ドアとノブの間にゴムパッキングがある
7.取り付けと指紋登録の説明ビデオがある

購入した方の製品の良い点を挙げると

1.物理キーの差し込み場所が分かりにくい
2.電池レベルが下がると警告音が出る(らしい)
3.電池切れの場合、USB給電が可能(登録した指紋情報は消えないの?)
4.5000円弱安い
5.デザインがシンプル(検討してた方は形状とゴールドのラインが微妙な気がする)

自宅内での運用状態に入ってしまえば大差は無いかも知れないが、民泊だとか事務所で運用するには検討してた製品の方が鍵を使って設定モードに出来るので使い勝手は圧倒的に良い。

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