小学生の時の釣りと言えば、コイの吸い込み釣り。
始めたキッカケは、小学生の時、南伊豆の弓ヶ浜にあった健康学園に1年ほど居た事があり、その卒園時に仲の良かった上級生(あだ名はピガリ)が
「東京に帰ったら多摩川でコイ釣りしようぜ」
と言い出したのが始まり。
この健康学園、今は老朽化が元で廃園となってしまってるが、全寮制で喘息、肥満、虚弱、偏食などの小3~小6の子供などの健康増進が目的の立派な区立学校だった。
健康学園なので、毎朝の乾布摩擦と2km走が日課。
食べ物も栄養管理されており好き嫌いは絶対に許されず、食べ残しも許されない。
ローレル指数で標準を超えてる子供はおかわり禁止。
工作用紙、画用紙、割り箸、輪ゴムが毎月ごとに支給されるので、それを使って工作するか裏山でアスレチック的な事をするか、学園内を一輪車で走るくらいしか娯楽が無い。
娯楽室でTVもあったが視聴できる時間は短く、あとは将棋やオセロ、若干の漫画があるくらい、というスパルタな学校だった。
一輪車は全国的に流行る前だったので、東京に戻ってから一輪車を買って貰って乗ってたら変人扱いされた想い出。(^_^;)
東京に戻って父親に、この事を告げると、近くの釣具屋で並継の投げ竿、スピニングリール、ロッドケース、仕掛け一式など買って貰った。
釣りに言った場所は是政橋で5人くらいで行って釣果無しだったと思う。
その時以来、吸い込み釣りにハマって、和田堀公園のひょうたん池やら、市ヶ谷のお堀やらへ1人で行っては、そこで釣りをしているオジサンに色々と教えて貰って、多い時で30匹くらい(ほとんどマブナでたまにコイ)を釣っていた。
タモとか水汲みバケツとか持って無かったので、オジサンさんに借りてたので、今にして見ればコミュ力が高い子供だったと思われる。(汗)
そんな子供時分の懐かしい釣りを、30数年後に自分の子供とやるのは感慨深いものがある。(^_^;)
前日の多摩川フィッシングフェスティバルでは大コイだけは釣れなかったので、サナギ粉を混ぜようと思ったが売っておらず代わりにザリガニやサナギから抽出したエキスが売ってたので、それを混ぜ込む。
付けエサは前日の芋ようかんからミミズに変更。
昼過ぎに家を出て現地には14:00くらいに到着した。
が、バサーが居るが、コイを釣ってる人は誰も居ない。
そして昨日のイベント後とは比べモノにならないくらい人で賑わってる。
京王線の鉄橋の下が日陰になってて誰も居なかったので、そこに陣取ってセッティング開始。
昨日の反省点からチョイ投げで届く範囲では釣れないのでは?と思い、昨日のうちに4.2mの投げ竿と5000番のリールを購入しておいた。
と行っても安物なんだが。。。(^_^;)
ちょっとオーバーな感じのロッドだが、来月にはH氏と沖堤防に行く事になっているので、それでも使えて一番安いモノって事でプロマリンのワンダーサーフ420をチョイス、お値段3500円なり。
リールはナイロン4号200m巻いてあるワゴンセールのリールでお値段2500円なり。
セッティング完了して、練りエサを練って吸い込み仕掛けに付けて第1投。
おー、おー、昨日より遠くに簡単に飛ぶぜ。
と、昨日の教材のチョイ投げもセットして子供が第1投。
残念な事に小1の女のコではキチンと投げるのは無理で、ほぼ足元へ。
回収して自分が投げ込んでおいた。
そして例によってアタリなし!
と、それは折込済で、去年のピストン釣りで使った1mくらいのロッドに小物用の1.5mの仕掛けを付けて足元の雑魚釣りタイム。
が、魚は寄って来るがまったく釣れない。(^_^;)
30分くらい経過したのでワンダーサーフの方を入れ替える時に、もう少し遠くに投げようと少し力を入れて振ったら、飛んでる途中でリールから糸がドバっと出てそれがガイドに絡んでラインブレーク。(^_^;)
んなアホな。。。
もう1回セットして投入。
するとガイドを1つ飛ばしてる事に気がつく。(^_^;)
ので、やり直し。
教材セットの方も入れ替え。
後は、ひたすらピクニックタイム。
シートを敷いて寝転がってスマホをイジりだしたところワンダーサーフの方にアタリが!
「うぉ、来た!!!」
とサンダルも履かずにロッドを持ちドラグを締めて合せると、穂先には確かに生命反応が!
割とゴリ巻きで寄せて来ると水面で魚が暴れてパッと見で50cmはあった様に思う。
嫁さんと子供にネットを用意して貰って、さぁ取り込みって時にバレてしまった。。。
前回、新幸丸でヒラマサっぽいのをバラした時と同様に取り込みの事を考えた瞬間にバラすって、伝統芸ですか。。。orz
その後、アタリも無く夕暮れ時で、小虫のハッチが酷くなって来たので撤収。
また来週も来るかなぁ。。。
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