2019年1月9日水曜日

2019/1/6 幸丸 アカムツ

船宿:幸丸(出船4:30沖上がり10:15)
船長:佐藤船長
ポイント:犬吠埼沖(200m前後)
潮回り:大潮(満潮5:10干潮9:53満潮15:10)
天気:晴れ時々曇り
タックル:アマノ釣具 ZEALOT NEWスタンディングファイター パワー13-190 + フォースマスター1000HD
仕掛け:ラインPE3号 錘200号、幹糸8号ハリス6号50cm枝間120cm捨て糸80cm ホタ鈎17号、マシュマロボールLレッド、イエロー
エサ:ホタルイカ、サンマ切り身

2019年の初釣りはアカムツ!
昨年末から幸丸の釣果情報をチェックしていると割りと良さそうだったので年末のうちに予約。
すると予約した翌日に釣果が急に悪くなったw
そして年末年始に寒波予報と我が行く手を阻む模様。
H氏は年末年始は10連休で、最初は3日連続で、大原、鹿島、小田原と釣り三昧。
そして年始は5日の大原初出船で初釣りして翌日さらに飯岡と、ちょっと良く意味が分からないです。
小田原以外は全部日帰り釣行だし、小田原の後はそのまま400km弱離れた実家に帰省とか元気過ぎるんですが!

自分の方は28日から嫁さんが子供と帰省したので足が無く部屋の掃除と嫁さん公認のゲーミング部屋作成。
初めてゲーミングモニタなるものを購入したけど、あまり違いが分からない。(^_^;)
元々がPanasonicの50型プラズマTVで、そんなに遅延が酷くなかったせいかも知れない。
やっているゲームは任天堂Switchのスプラトゥーン2なんだけどモニタの遅延云々よりも、回線遅延や同期ズレの方が影響が大きい気がする。
こればっかりはいくら自分が高速回線(フレッツのIPoE接続のIPv6)でも相手が低速回線(フレッツのPPPoE接続やテザリングなど)だとどうしようも無い。
そして年末でガッツリとウデマエを落とす。(涙)
足が無いからと引き籠もってしまうと飢えるので、徒歩&バスで買い出しに行く。
そのついでにボヘミアン・ラプソディをみたりと、H氏とは正反対のインドアな年末年始。
尚、年末で落としたスプラトゥーン2のウデマエは年始で元以上にした模様。
(年末エリアS→A+、ヤグラA、アサリA、ホコS→A)
(年始エリアA+、ヤグラA、アサリA+、ホコS+0)

さて、H氏宅に約束通り0:30頃に到着し、H氏の運転で飯岡へ。
うっかりH氏が途中のインターで降りてしまって走る事になった下道。
前を走る車について行くとS字カーブで対向車がカットインしてきて、あわや正面衝突という場面がががががががが!

フロント側のドラレコ

リア側のドラレコ

H氏がとっさに避けたけど
「ハンドルを切らねば即死だった」
状態。(^_^;)

なーんか、途中に狸の死骸が有ったりと前途多難で行く手を阻む阻む。
そもそも自分自身が4日に軽いギックリ腰をやってしまった上に酷い下痢に悩まされてたので釣りになんか行ける体調では無かったのだが、接骨院での懸命なマッサージと下痢止めで症状緩和させての釣行だったので、過去の経験から言うと、こういう無理に行く時って釣果が悪いか時化って相場が決まってるのだが、、、

とりあえず無事に2時過ぎに幸丸に到着。
北風だし陽当りを考えて右舷側は外せないし、前回の仁徳丸の釣行の時に舳を避けて2番、3番と入ったら舳の人が絶好調だったのを思い出し、佐藤船長の31号船の右舷1番2番を確保し舳はH氏にお願いした。
船にもよるが舳先の足元が絞ってある船だった場合、大柄の自分はちゃんと立つこともままならないし、それだと波っけがあった場合、落水する可能性もある。
4時半集合で4時に船長が来るまで、港に車を止めて仮眠。
H氏はずっとビデオを見ていたが、自分は横になって目を瞑って起きてるつもりで寝ていたらしい。
3時45分にセットしたアラームが鳴り始動。
貼るカイロを背中と腰、足の裏に貼り付けて防寒靴下を履いておニューの防寒ブーツを履こうとしたら履けない。。。(^_^;)
無理に履いたら左右の親指の巻爪を圧迫して痛いのなんの、ってことで防寒靴下は諦めたが貼るカイロのお陰か釣行中は終始足元を水が流れていたが、ちっとも寒さは感じなかった。
身支度を整えてロッドにリールをセット。
前回の仁徳丸の時、セットミスでリールを落としてしまったので慎重に取り付け。
ガイドにラインを通して準備万端。
最高気温が8度で北風強風との事だったので2Lのマホービンに熱々で甘めの紅茶を入れて持って来たし水分補給用のペットボトルのお茶もバッチリ。
港解散に備えて塩分を流すための真水のペットボトルもあれば当然の事ながら食料も忘れ物なし!
特餌にはサンマとサバの切り身を用意。
4時になると船長たちがやって来て船を岸壁に着け始めた。
31号船は港の先端、51号船の隣。
アナウンスと共に乗り込んで、指示された位置でマグネット板とキーパーをセット。
ミニラークだとロッドエンドよりにサポートを取り付けることになり、船べりにロッドを指すと波っけがあった場合に怖いので、キーパーに雑巾を噛ませてロッドとキーパーをタオルで縛って固定。
錘、ハサミ、ペンチ、魚バサミなど船べりに用意していると出船のアナウンスが。

「4時半集合なのに4時半に出船とは、これ如何に」

とH氏と話をしていたが、まぁ準備出来次第出船で遠出するからそんなものだろうか。
キャビンの操舵室の後ろでゴロ寝すること約2時間弱。
出船時は暫く凪模様だったのだが徐々に波っけが出てきたなぁ、なんて思ったら何かに掴まらないと立つ事もままならない大波、最大で3.5mくらいはあったと思われる。
やって来たのは犬吠埼沖合水深200m前後のポイント。
外に出たら10m以上の北風が容赦なく吹き付ける。

「とにかく、仕掛けをセットしなきゃ」

と仕掛けを取り出した。
仕掛けはメイホウの仕掛巻ストッカー8号の26cmのヤツを使っていて、ホタ鈎が引っ掛けられるようにハシゴをニッパーで中抜きし幹糸はハシゴがある方に巻いてエダスは中抜きした方に巻き鈎を引っ掛けるようにしている。
鈎を外す順番を間違えると手前祭りをするので外す順番もマジックで記入済。。。
だったのだがあまりの波と強風で順番通りに外すも手前祭りをしてしまった。
それでも諦めずに手前祭りを直して鈎をマグネット板にセットし錘を取り付けた。
その次はマシュマロボールを用意して鈎に通し、ようやく餌をセット。
既に周囲は釣りを開始していて完全に出遅れた。
去年の2月に来た時はサバラッシュだったので、どうかと思ったが一先ずは3本鈎で様子見し餌もホタルイカだけにした。

H氏は、この日のために20日ほど前に購入したメタリア中深場を購入していたのだが

「(波の上下動と風で)アタリが全く分からない」

と泣きが入る。
自分の右側に居た人がそうそうに本命のアカムツをゲット、艫寄りの方でもゲットしているのが見えて出遅れ感が更に深まった。

このポイントは底が泥地のようで200号の錘が着底すると思い切りめり込む。
糸フケを取ってから思い切り持ち上げて底を切って底を取り直す。
上下に誘って底を取り直してを繰り返し波を強風に耐えながらアタリを待っていると

「ゴンゴンゴン」

と穂先を叩く感触が来た!
聞き上げて見ると明らかに重い!!
電動リールのスイッチをオンにして巻き上げ速度17くらいで巻き上げ開始。
波っけがあるので置き竿にはせず手持ちで、なるべく波を吸収しながら慎重に巻き上げて上がって来たのは35cmくらいの本命アカムツ。
3本鈎の一番上に食っていた。
船長からは事前に
「お祭りタモ入れは周囲の人と協力してやって下さい」
って言われてたが、H氏にも余裕は無さそうだったので自分でタモ入れをして取り込んだ。
1流し目は出遅れた事もあって、これで終了。

2流し目。
この流しも、先程と同様に3本鈎でホタルイカのみ。
1流し目同様に底取から誘いを入れてアタリを待つを繰り返してると

「コンコン」

と微かに穂先を叩く気配が!
これまた聞きあげると

「ゴンゴンゴン」

と来たので、慎重に巻き上げて1匹目を同じくらいのサイズのアカムツをゲット。
今度は2番目の鈎に食ってきた。
捨て糸を80cmで作ってて枝間は120cmだから底から2mと3.2mくらいで食った事になる。
若干浮き気味なのか、それとも船の上下動の影響なのか、、、
一先ず餌を取り替えて錘をポイっと投げたら錘だけ飛んでいってしまった。(汗)
よく見たらスナップが伸びてしまってた。
伸びたスナップを元に戻しても駄目だと思い仕掛けをチェンジ。
この時、魚が浮き気味なら、捨て糸を100cmと120cmで作ってる仕掛けもあるので、そっちにチェンジするべきなのかどうか悩んだ。
ただ外す順番を書いて来たのは捨て糸が80cmの仕掛けのみ。。。
この強風と波で手前祭りは嫌なので80cmのまま続行。
仕掛けをチェンジして投入して暫くすると2流し目終了。

3流し目。
この流しでは割とイレパクでメタボなクロムツをダブルでゲット。
H氏もクロムツを釣ってたと思う。
が、後が続かない。

4流し目。
完全に空振り。

5流し目以降。
クロムツがポツリポツリと釣れてクロムツ先行。
アカムツは2匹追加

10時前くらいに
「波と風が強くなってきたので、これで最後の流しです」
とアナウンスが入る。
つか、最初っから波も風もあったじゃん。(^_^;)
もっと早くに中止すると半額券とか渡さないとだから10時までやったんだろうなぁ、ってのが透けて見えるんですが。。。

折角、持ってきたのだからとサンマ餌とホタルイカの抱き合わせで最後の投入。
底に着いたと同時くらいに
「これで上がりましょう」
とアナウスがあり、最後だからと底を取り直した瞬間にアタリが!
慎重に巻き上げて小ぶりなアカムツをゲットしタルに入れた。
H氏も最後の投入で1匹ゲット。

クーラーに海水を入れて、さて魚を入れるかなとタルを見ると釣ったばかりのアカムツが見当たらない。(汗)
一先ず、クロムツを数えながらクーラーに入れて残るはアカムツだけとなったが、4匹しか居ないんですが、、、
慌ててタルの周辺を見るも魚は落ちてない、誰かに拾われてしまったかな。。。orz
しかもクッションも風で飛ばされてどっかに行ってしまった。。。

H氏は序盤、大物を掛けたが5連サルカンのスナップが伸ばされたり、波の上下動でバラしたりと散々な状態で、船長から
「ドラグを緩めて早めの巻き上げで」
とアドバイスが入るも、コツを掴むまで悪戦苦闘でバラしの連続だったが、この経験が良かったのかコツを掴んだ時に50cmは超えてるだろう大物をゲットした。

「この1匹だけで来た甲斐があった」

とH氏の機嫌も回復し恵比寿顔。

機嫌が悪かった理由は、自分の右隣に居た人のせい。

右隣の人はずっと順調に釣っているがお祭り多めで裏の人と祭ったのを皮切りに、その人の右隣に居た連れの人、自分やH氏ともお祭りをしていた。
連掛けが多かったから糸を出してフカセ気味にしていた模様。(^_^;)
自分とH氏は1回もお祭りしなかったので原因は明らかだと思う。

で、最悪だったのはH氏がアカムツを掛けて上げてた時に、その人とお祭りをしてしまいH氏のハリスがその人のラインと絡んでいて、その人も魚が掛かって巻き上げの途中だったせいもあるけども巻くのを止めなかったせいでH氏のアカムツを空中バラシさせてしまった事。
そして、その人は良型をダブルで掛けていたのにガン無視だった事。
自分だったら申し訳無くて1匹相手に渡すけどな。

そして、次の流しの時におそらくさっき外れたと思われるアカムツが浮いてた。
船長が「タモで掬って上げて」というので掬おうしたが届かず、その隣の人が掬ったが、そのまま自分のタルに入れた事。
一応、船長に確認してたっぽいけど、これも自分だったら
「さっきの外れたヤツだと思うので」
と、たとえ違ったとしても相手に渡すけどな。
だって、その時点で40cm前後のアカムツを数匹込みで5~6匹を釣ってるのだから。
それに対してH氏は、その外れたアカムツが1匹目。。。

そもそもハリスまで上がってるのだから、いくら魚が掛かって巻き上げ途中だとしても巻くのを止めて魚をタモで掬うかラインを出すべき。
そしてお祭りが多い状況なのだから巻き上げ途中はずっとラインを見てお祭りをしてないか確認するべき。
自分は昔、ビシアジで置き竿にして巻き上げていた時にお祭りで相手の仕掛けを巻き込んで穂先を折った事があるので巻き上げの最中は注意するようにしている。

で、自主規制で10匹までのハズなのに、その人は明らかに10匹を超えてると思われるのに釣りを続けてた。
ま、こういう事をやっていれば、どこかで痛い目に遭うだろうな。。。
つか、我々は往路の時の貰い事故未遂を回避したことで運を使い果たしてたのかも知れない。(^_^;)

色々と残念な事があった初釣りだったけど、H氏は大物をゲットして満足。
自分もボチボチ釣れて満足の結果で終了。

しかし、海上自衛隊のUS-2は、これくらいの波でも離着水出来るとか凄すぎるなぁ、というのが釣行中の感想。
兎に角、波がヤバかった。(^_^;)

釣果は、アカムツ4(5のハズなんだけどなぁ)、クロムツ5、メバル1(リリース)。


嫁さんと子供が楽しみにしてたので、帰宅後に直ぐに煮魚にした。


2日後に刺し身と、クロムツとアカムツを別々に煮て食べ比べ。(煮魚は嫁さん作)
身がほとんど脂じゃね?ってくらいアカムツは脂がすごくて美味だが、やっぱり味が入り難い模様。
クロムツの方が淡白で味が染みやすくて、それはそれで美味しいと思った。



来月はタイミングが合えば鹿島のヤリイカの予定。
合わなければ、アカムツかアマダイかなぁ?
それともカマスの引っ掛け?
最近、冬のほうが釣り物が多い気がする。(^_^;)

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