2019年8月27日火曜日

Palm Phoneのバッテリーの持ち

Palm Phoneのバッテリー容量は800mAh!しかなく、iPhone SEの1,624mAhの半分にも満たない。
これは一見すると弱点のようにも思えるが、使ってみると実はそうでも無い事に気がつく。

搭載しているバッテリーの容量の大きさは、ライフスタイルと密接な関係があるのでは無いのだろうか。
例えば、自分の平日のライフスタイルは

06:15起床
07:15出発
09:30客先オフィス到着
17:30客先オフィス出発
19:30帰宅
01:00就寝

がルーティン化している。
客先常駐で、クソ遠い場所への通勤となるのでバスや電車のダイヤが噛み合えば片道2時間程度だが、そうでなければ2.5時間から3時間掛かることもある。
と考えると充電出来ない時間は3時間ほどしか無いので、最低でも3時間持てば良いことになる。

休日は、まちまちだが、例えば沖釣りに行くとして最大10時間は持って欲しいところ。
これは犬吠埼沖のアカムツ船で出船~帰港までが、それくらい掛かるからだが、年に数回の事だし、通常の1日船で7~8時間もバッテリーが持てば良いとなる。
しかも釣りをしている時はスマフォは殆ど見ない(場合によっては車内においていく)ので、その99%が待機時間となる。

Palm Phoneのスペック表では連続通話時間が3時間20分、連続待受時間が72時間となっているので、自分が充電出来ない時間は十分に持つ事になる。
(実際問題、今のところ問題はない)

基本的にデスクワークなので仕事中はずっと充電可能、釣りに行く時は車釣行なので車内で充電可能、在宅時は言わずもがなで充電可能。

800mAh

これだけあれば足りるでしょ、となる。(^_^;)
とは言え「うっかり充電を忘れた」だとか「想定外の長時間の外出で充電出来なかった」という事もあるし、「使おうと思ったらバッテリーががががが」って事もあるので容量は多いに越したことはないし、大は小を兼ねるとも言うが、どうせバッテリー容量が多いスマフォを使ってても、みんなモバイルバッテリー持ってますやん。

自分の場合は通勤時間が長いので災害対策としてモバイルバッテリーを持ち歩いてる。
それと一緒にiPad miniも持ち歩いていて音楽や動画、漫画などはこっちを使ってる。
要はスマフォは本当に電話とメール、写真撮影、テキストベースのアプリ(5chビューアや、まとめアプリ)しか使わないのでバッテリーの持ちもかなり良いのでは無いかと思う。

で、実際のところPalm Phoneのバッテリーの持ちはどうなのか、生活ルーティンの節目ごとに確認してみた。
尚、特に省電力設定などはしないで使用している。
バックグラウンド更新もオンのままとなっている。
またBluetoothでSONYのMDR-EX31BNと通話のみ接続。
通信にはポケットWiFiを使用。
LINEやSkypeは未使用。

まず就寝前まで充電をしてから布団の中へ。
寝付くまでの1時間ほど、まとめアプリでまとめサイトを読んで朝6:15にセットしたアラームで起床。
この時のバッテリー残量が50%前後。
家を出るまで充電器につないでおけば40分程度で100%まで充電される。
通勤電車では混雑している時はPalm Phoneでテキストベースのアプリを使用。
この間、iPad miniで音楽を聞く。
乗り換えで座れるようになったらiPad miniでYoutubeを見て、眠くなったら音楽にして寝る。
次の乗り換えから客先オフィスまでの約30分間はPalm Phoneを使ったりiPad miniを使ったりでオフィスに到着。
この時のバッテリー残量が55%前後。
帰宅時も同じような使い方で残量も55%前後。
整骨院に立ち寄るなど2時間ほど寄り道をして帰宅して40%前後。
飲み会があって23時過ぎに帰宅した時で20%前後。

先日、自治会の夏祭りで、子供神輿に付き合って、その後は実家まで行き夕方に帰宅。
その時で残量が20%前後。
そのまま整骨院に行ったら10%を切ったのでモバイルバッテリーで充電。

まぁ、結論としては、もともとコマ目に充電するクセがあるしモバイルバッテリーも携帯しているので、個人的には今のバッテリー容量で大して困らない。
もっとも今までのiPhone SEと比べると、帰宅したら充電、起きたら充電といった作業が増えた。(^_^;)

逆にモバイルバッテリーを携帯しない、コマ目に充電しないという人には絶対に向かない、と言ったところ。

2019年8月26日月曜日

Palm Phoneのサイズ感

コンビニ受け取りで持ち帰り、いざ開封!
となったのだが、箱のフタの密閉度が高くでなかなか取り出せない。

で、ようやく取り出したのだが、第一声が

「ちっさ!!!」

である。(^_^;)
嫁さんも子供も同時に声を上げるくらい衝撃的な小ささだった。
子供のキッズ携帯、水没したiPhone SE、嫁さんのiPhone 6s Plusを比べると、こんな感じ。


キッズ携帯よりも小さいし、厚みが段違いで薄い。

自分的には小ささよりも

「あー、これ、絶対にどっかいって無くなるヤツやん」

とも思った。
標準ケースは高いので、安いケースも同時に購入してたのだが、これはストラップが要るなぁ、、、と。


このケースでもストラップをつける事が出来るけど、どうせなら標準ケースを買うか、となった。(^_^;)
なんかオシャレっぽいし。


と言うことで追加で標準ケースを注文した。
で、結論からいうとケース自体は良いのだが、ストラップの紐がマグネットで接続するタイプで、引っ張ると簡単に外れるのが頂けない。
ネックレスのようにロック出来る仕組みになっていれば良かったのだが、、、(^_^;)

結局、ストラップ欲しさに標準ケースを購入したのに、ストラップを使わないというアレな状況に。(^_^;)

仕方がないのでストラップはダイソーで物色する事にした。
年中ストラップが付いてるとウザいと思ったので、ダブルリングとナスカンが両端にそれぞれ付いてる5cmほどの革製のストラップを購入。
ダブルリングの方をケースに取り付けた。
あとはスーツの時はネックストラップ、私服の時はズボンのベルト通しに装着出来るスパイラルリングのストラップを購入して使い分けるようにした。

携帯性だが、やはり小さいことは正義である。
というか、フィーチャーフォンの時代は、これくらいのサイズ(FOMAになってだいぶ大きくなったが)だったので、これこそが携帯電話が正常進化した結果のスマートフォンだと思う。
携帯電話+便利機能としてギリギリの小ささといった印象。
これより小さくなってしまうと便利機能の部分が便利では無くなるような気がする。
便利機能と言ってるのは各種アプリの利用の事を指して言ってるのだが、メールをする、Webサイトを閲覧する、テキストベースのアプリ(5chビューアやまとめサイト)を閲覧するくらいなら、このサイズで申し分無い。
ゲームしたり漫画を読むならタブレット買えよ、って話。(^_^;)

カメラの撮影も片手で出来るし、googleフォトのアプリの表示も問題なく見れるしで2週間ほど使ってるけど困る事が無い。

強いて言うならば、キーボード入力にはQWENTY配列を使ってるので小ささ故にタイプミスをすること、iOSのソフトウェアキーボードの方が記号入力がしやすい事くらい。
正確にいうと、GboardのQWENTY配列の日本語キーボードの場合、記号入力をするためのボタン「?123」が表示されず「あa1」ボタンを2回タップして数字入力モードにするとテンキーが表示され、ここでフリック入力するか「?123」キーをタップして記号入力が可能なQWETY配列の表示をするか、英語キーボードに切り替えて「?123」キーをタップする必要がある。
これは割とストレスなのだが、Palm Phoneがっていうのでは無くGboard側の問題で、なんでこんなアホな事になってるのだろうか。。。

もうちょっと言及すると、iOSやmac OSでの入力では、ASCII文字は(いわゆる)半角で、漢字、平仮名、片仮名は(いわゆる)全角が基本となっているので、それと同じように入力させて欲しい。
かなり昔の話ではあるが、某SNS上で、とある識者が

「同じグリフに対して複数の文字コードが存在する場合は、先に定義されている方を使用するというルール(だったかJIS規格だったか)があるので記号に関しては(いわゆる)全角ではなく(いわゆる)半角の方を使用する、ただし(いわゆる)カナは除外する。」

と主張していた通りの仕様となっている。
まぁ、JIS X 0201の右側集合は空いてた場所に日本のベンダーが勝手に文字を定義したという経緯があるので使わない方が良い、というのは全うな主張だと思う。
それに、この部分を使用しない文字コードもある訳なので、iOSやmac OSの仕様は正しいのでは無いだろうか。
逆にWindowsが、この辺がガバガバなのがアレな訳で。。。(^_^;)

と、ここまで書いていて思ったのが、この仕様を踏襲するために日本語キーボードでは記号入力が出来なくなっているのかな?
と思ったけど、数字キーを常に表示させてる時にシフトキーをタップすると記号入力が可能となって記号をタップすると(いわゆる)全角の記号が入力出来るので、そういう訳では無さそうだ。(^_^;)

人目を気にする必要が無い場合なら、音声入力が想像以上にちゃんと認識してくれるので、そっちの方が便利かな?

で、肝心のテキスト表示だがアラフィフで老眼が入ってる自分でも問題なく読める。
一度に表示される情報量は少ないが、そもそも沢山表示されれば良いって訳でも無いので問題無し。

何よりも携帯しやすいという事は、自分の中では大正義である。

2019年8月25日日曜日

Palm Phoneを買ってみた

水没したSIMフリーのiPhone SE 64GBの代わりの携帯電話としてチョイスしたが、2019年4月に発売されたAndroidスマートフォンのPalm Phone


アラフィフのオッサン的には、現在のスマートフォンが普及する前は、W-ZERO3(W-ZERO3 es)、その前がSONYのクーリエ、シャープのザウルス、コンパックのiPAQなどのPDA全盛の時代に発売されてたPalmというPDAという記憶。

日の目を見なかったが、約20年ほど前、iPAQなどWindows CEを搭載したPDAやハンドヘルドPCでeMbedded Visual BasicとMAP FANを利用したパーソナルナビの開発なんかをやってたので、使った事はなかったけどPalmの存在は知っていた。

そのPalmがスマートフォンになったから飛びついた!って訳ではなく、近年のiPhoneは大型化の一途を辿っており、4インチスマートフォンであるiPhone SEも販売終了となった。
後継機が出る訳でもなく、現状でiPhone SEを入手しようとしたらキャリアひも付きでかつ32GBモデルだけ、という状況。
# 中古という選択肢も無くは無いが、古本以外は基本的に中古は嫌いな人なので。。。(^_^;)

個人的な話をすると、iPhoneのジャストサイズは4Sまでの3.5インチサイズ。
5以降の4インチでは片手では左上が押し難い。
自分はiPhone 3GからiPhone 4、iPhone 5と順調に機種変更して、iPhone 6へも発売後に機種変更した。
が、4.7インチのiPhone 6はぶっちゃけデカ過ぎた。
携帯するのにギリギリ困らないサイズではあるかも知れないが片手で操作するのには無理が有りすぎて1年ほど使用したが、iPhone SEに乗り換える事となった。

持論ではあるが、スマートフォンとは言え携帯電話なのだから

1.携帯に困らないサイズ
2.片手で操作出来ること

この2つを最低限満たして欲しいと思っている。

正直なところデカサイズを片手で持ちにくいからとリグを付けたり、カメラを高性能化したからとカメラ部分が出っ張ったり、表示領域は大きくしたいからとM字ハゲのようなディスプレイにしたり、ホームボタンを廃止したりとか、iPhoneが本来備えてたスタイリッシュさをスポイルするような現在のiPhoneはiPhoneであってiPhoneでないと思う。
スマートフォンのスマートは賢いという意味だと思うがスマートに使えるという意味もiPhoneにはあったと思う。

そんな訳で現在のiPhoneには絶望しかなく、iPhone SE2の発売を心待ちにしていたが発売されることもなく貴重なiPhone SEのSIMフリーモデル64GBを水没で失った自分としては、携帯しやすく防塵防水性能を備えたPalm Phone以外に選択肢はなかった。
デザイン的にもiPhoneが正常進化を遂げたなら、こんなデザインになってただろう、というデザインなのも良い。
iPhoneらしさを求めるならホームボタンは欲しいところであるが、androidなのでなくても問題なし。

要は、自分の中ではiPhone SEから不要な部分を削ぎ落としてシンプルになった形状がPalm Phone
OSがiOSではなくandroidなのが残念ではある。(^_^;)

androidを搭載した端末としては富士通のArrowsX F-02Eというスマートフォンと、Huawei MediaPad T2 7.0 Pro LTEというタブレットを所有しているが、どちらも挙動がモッサリを通りこしてダルい。
特にIME入力がダルくて嫌になるレベルだったが、Palm Phoneは動作もサクサクで違和感もなくIME入力もキビキビしてiPhoneと同じ感覚で使える。
しかしiPhoneでは指定したキーボードレイアウトのみ利用可能だったのが、androidだとアプリによっては指定しているレイアウト以外のレイアウトでの入力が可能なので、それが面倒臭い。(^_^;)
あとは記号の入力がイマイチだと思う。
まぁ、これはgoogleのandroid用IMEのGboardの問題なのでPalm Phoneが、って訳では無いけども。

Palm Phoneを初期セットアップしてロック解除の認証を顔認証+パターン認証に設定をしたのだが、顔認証に失敗後に画面に表示される通り左下のアイコンをタップしてパターン認証を実施すると、起動してたアプリが無かったのにもかかわらずメッセージアプリが起動して、しかもフリーズするという現象に遭遇した。
メッセージアプリだけではなく、ホーム画面もフリーズし、使えるのはナビゲーションバーのみ。
もう一度ロックして顔認証に成功すればフリーズもしない。
それと顔認証に失敗後に上にスワイプさせてパターン認証を実施すれば、メッセージアプリも起動しないし、フリーズもしない。

この現象をサポートに問い合わせたところ
「長時間連続利用している」「起動してるアプリが多数ある」
とフリーズするケースがあると言われたが、どちらのケースにも当たらないと伝えると
「初期化してください」
と言われたので初期化したが症状は改善しない。
サポート先では同様の現象は確認出来ないので、端末固有の問題だとされ代替機が送られて来たが代替機でも同じ現象が発生した。

そもそも特定の操作を行うとフリーズするってのはソフトウェア的な問題の可能性が非常に高く、仮に初期化して改善したとして、症状が出る度に初期化させる気なのか?
とか、こちらが真摯に状況説明と現象の状態を動画撮影して送ってるのにもかかわらずテンプレみたいな応答しかしないサポートにイライラ感はMAXに。(^_^;)

で、結局のところ、ソフトウェアアップデートの通知があったので、アップデート(8.1.0.2019621_020001)を適用したところ、フリーズする現象は解消した。
というか、サポートがアップデートの内容を把握してないとか、現在のシステムバージョンの確認をしないだとか、色々とアレな感じのサポートではある。
もっとも1日1回は応答がちゃんとあるので、それだけはマシな気がするけども、所詮は販売代理店、といった位置付けだなぁ、という印象。

尚、顔認証を失敗後に左下のアイコンをタップしてメッセージアプリが起動するのは、そもそもアイコンがメッセージアプリを起動するためのアイコンなので正常動作との事。

非っ常に解り難いのだが「アイコンをタップして」のアイコンは顔認証のアイコンの事の模様。(^_^;)
確かにエラーメッセージの上に人の形をしたアイコンがあるわ。。。

表示されているエラーメッセージは

「顔は検出されませんでした。
 アイコンをタップしてやり直してくだ」

となっているのだが(メッセージが千切れてるのは愛嬌か?)、

「顔は検出されませんでした。
 アイコンをタップしてやり直してください
 または上にスワイプしてパターン認証を
 実施してください」

と表示されるべきでは無いだろうか、と思う。

が、まぁ、フォントサイズと表示領域の関係で、ただでさえメッセージが千切れてるのに、更に追加のメッセージを入れるのは難しいとは思うけど、iPhoneに比べたら不親切ではあると思う。





2019年8月13日火曜日

2019/8/8~10 南伊豆家族旅行(3日目)

3日目は、東伊豆周りで帰るか、西伊豆周りで帰るかで悩んだ末、波勝崎へ猿を見に行く事にした。
波勝崎は最近ではモンキービーチとかいう呼び名でスノーケリングが楽しめるらしいので、来年以降の偵察も兼ねていた。

波勝崎に38年前に来たときは船で来たのだが、その船中で妹が船酔いでエチケット袋にリバース。(^_^;)
そのエチケット袋を持ったまま下船したところ、猿にひったくられ、奪った猿は小走りに離れた場所で中を確認して

「うぇぇぇぇ」

ってなっていたのを未だに覚えている。

現在は波勝崎への船便は廃止されており、駐車場からマイクロバスで行くシステムとのこと。
8:30からやってるようなので、宿を8:00過ぎに出る心積りだったが、なんだかんだで8:30に出発。
途中のビューポイントで絶景を堪能し、飲み物を購入して波勝崎へ向かう。
波勝崎は子浦から目と鼻の先なので、あっと言う間に波勝崎への分岐に到着。
左折して波勝崎へ下って行く途中で猿の群れが道路上で寛いでおり行く手を阻む。
子連れの猿が多かった印象。
なんとか猿をかわして波勝崎へ到着するも駐車場はガランとしていた。(^_^;)
時間は9時少し前で、どうやら一番乗りの模様。

受付らしい建物の前に車を停めて降りた。
すると、建物の脇でホースで水撒きしているオッチャンはガン無視で水撒きを続けており、どうしようかと思ってたら、マイクロバスから愛想の良いオッチャンが降りて来て受付をやってくれた。

受付後はマイクロバスに乗ってビーチまで降りていき売店の前に横付け。
とは言え、バスと売店の間に専用通路が有る訳では無く、ふつうに売店のドアの前には猿が陣取っていた。(^_^;)
売店のオッチャンがドアを開けても売店の中に入っていく素振りが全く無かったので、まぁ、そういう風に躾けられてるんだろうな、と。

この売店のオッチャンが空前絶後の超絶怒涛の無愛想従業員だった。
特にシステムを説明する訳でも無く、何もしない。
売店内を見渡すと猿の餌と思しきものが1袋350円で売ってたので、1050円用意すると
「3つ?」
みたいな対応。

この時に

「もしスノーケリングとかする場合は、どこで着替えたりすれば良いのか?」

と聞くと

「こんな波で出来る訳無いだろう!」

と怒られた。

「いや、今日やるって話じゃなくて、もしやる場合はどうすれば良いのか知りたいだけ」

と言うと

「上で着替えて来る」

とだけ教えてくれた。(^_^;)
「お客様」を気取る訳では無いけど、流石に人として、この対応はどうなのよ?
かなり終わってる系の対応だった。

こんなやり取りをしつつも、3つ購入して親子3人で1袋づつ餌やりタイム。
なのだが、袋に入ってるのは、しなびたサツマイモ。

「これいつのよ?」

って言うくらい古い。
それでも猿たちは餌をくれる人に群がり、弱い猿は蹴散らされて強い猿がゲット。
口に入って片手に持ってるのに更に要求してくる。
まさに弱肉強食の世界。
特に子猿を抱いてる母猿が強かった。
餌を手渡しでも特に引っ掻く事もなく器用にイモだけ持って行くし、手のひらに載せても優しく摘んで持って行く。
思ってた以上に猿の指が柔らかったのが印象的だった。
猿はゲットしたイモの皮を剥いて食べてたが、それだけ皮が不味いってことなんだろうな。。。(^_^;)

あっと言う間に餌やりが終わったので、無愛想なオッチャンに

「外出ても大丈夫ですか?」

と聞くと

「そっちのドアから出て」

と下手側の出入り口から出るように指示されたので、そこからビーチに出た。
が、何も無い。。。(^_^;)
まぁ、観光名所御用達のここに来ました!用の岩の看板の前で写真を撮るくらい。
ビーチへ降りるには結構な岩場を通る事になり容易では無いし、右の方にあるタイドプールへ行けるだろう道は途中で崩落している。
左の方には洞窟があるようだが、ロープが張ってあって立ち入り禁止のようだった。

そんなこんなで、やる事が無くなったので売店まで戻って

「帰りはバスは呼んで貰えるんですか?」

と聞くと無言でバスを呼ぶブザーを押した。
しばらく待ってもバスが来ないと、またブザーを押す。

で、バス待ちしている時に事件が起きた。
自分はよそ見をしていたのだが、突如猿が子供に飛びついてお腹に噛み付いた。
流石にオッチャンも慌てて猿を追い払ったが、子供がギャン泣き。
で、バスが来るまでの間、あれだけ空前絶後の超絶怒涛の無愛想従業員だったオッチャンが急に優しくなって話しかけて来るようになった。(^_^;)

マイクロバスが来て駐車場に戻って、子供のお腹を確認すると犬歯が当たったであろう4ヶ所のうち1ヶ所だけ皮膚が擦り剥けてたので、除菌シートで拭いてからリンデロンVGを湿布した。
リンデロンVGは抗生剤が入ってるので、とりあえず塗っておいて問題は無いだろうとの判断。
というのも過去に犬の犬歯が掠ってザックリと指の間を切ったときも病院では洗浄して開放創のままリンデロンVGを厚塗してお終いだったことがあったから。(^_^;)

波勝崎を後にして、予定では花壇のオーナーに教えて貰った土肥金山に行く事になっていたので、そのままルート案内通りに北上。
ガソリンの残量が自宅までギリギリっぽいので、途中のスタンドに寄って給油した。
うちの方のスタンドはセルフばかりで有人スタンドに入ったのは久しぶりだったので新鮮だった。

「すみません、子供が波勝崎で猿に咬まれたんで病院に行きたいんですが、近くでやってる病院はありますか?」

と尋ねると

「ここには無いけど隣町に西伊豆病院ってのがあるよ」

と教えてくれたので、向かう事にした。
ちなみにガソリンはレギュラーで150円/Lと、かなり高かったが、この辺ではこれが通常価格らしい。
偶然にもスタンドのオジサンは、うちと同じ地域に親戚が居て、ちょいちょい来るそうで
「あっちに比べたらガソリン高いでしょう、ここらは山を越えて運んで来るから高いんだよ」
と教えてくれた。
沼津だか三島あたりに行けば地元と同じくらいの値段で給油出来るとの事だった。

教えて貰った西伊豆病院をナビで検索してセットし経由地として向かう途中、大きめの港で釣りをしている人たちを発見。
嫁さんが
「釣りしていこう」
と言い出したので、病院で手当て後に大丈夫そうなら行く事に。

病院は土曜日だから混んでるのだろうな、と思ったがさほど混んではおらず、急患扱いしてくれたのか割と早めに診察室に通された。
診察室で経緯を説明すると、以前にもやはり猿に咬まれた人が来た事があるそうだ。

で、応急処置として除菌シートでふいてリンデロンVGを塗って来たと伝えたら

「どこで処置されたのですか?」

と聞かれたので

「アトピーなのでリンデロンVG、アンテベート、デルモベートは常備してて、以前、犬の
犬歯で切ったときも開放創のまま洗浄とリンデロンVGを塗っただけだったので、、、」

と説明すると

「完璧です」

と褒められた。(嬉)
心配してたのは破傷風のワクチンを打ったのがだいぶ前だったので問題ないかどうか、狂犬病だとか野生動物特有の感染症は大丈夫なのか?
だったが、破傷風ワクチンの効果は大丈夫、感染症に関してもおそらくは問題ないだろうとなり、治療は傷口を生理食塩水で洗浄しゲンタシンを塗って絆創膏を貼って終了。
結論から言うと応急処置だけでも問題なかったのだが、やはり医者に見て貰うと安心感が段違いだった。

治療待ちしている間に、さっき通りかかった場所を検索すると「松崎新港」という釣りスポットらしいことが分かった。
対象魚はチョイ投げでシロギス、サビキでアジやイワシ、ヘチ釣りでクロダイなどが狙えるらしい。
チョイ投げ用に購入したジャリメは2日目に全滅したので、近場の釣具屋を検索してまずはそこに向かう。
googleマップの闇ったナビで釣具屋に到着し、店のオバちゃんに現地の事情を聴取してジャリメを1パック購入し、松崎新港へ向かう。

松崎新港に到着すると20人程度の釣り人が居て、ファミリーも何組か混じってた。
ファミリーはサビキ釣り、常連っぽい人たちは投げサビキをやっていたが特に釣れてる様子も無かったが、ひとまず竿を出すことにした。

嫁さんと子供は爆寄せサビキの効果なのか、近くで釣りをしてるファミリーは全く釣れて無いのに、鯉のぼり状態で魚を釣ってた。
釣れて来たのは妻良で釣ったのと同じ魚だった。
後で調べてみたところ、ホウセンキントキの幼魚なのかな?
他にもドンコらしき魚も混じったが、アジやイワシは回遊して来なかったので釣れず、チョイ投げの方は巻き貝が2個釣れた。(^_^;)

2時間弱ほど釣りをして撤収。
予定外の釣りをしたので土肥金山はパスして自宅を目指す。
途中、道の駅なのかな?土産物店に寄り道して、新東名の長泉沼津ICから高速に入って行きと同様にEXPASA足柄で休憩。

その後、東名が横浜町田ICから厚木ICまで渋滞情報が出てたので、伊勢原JCTから新東名に逃げて海老名南JCTから圏央道へ。
渋滞もなくスイスイと帰る事が出来た。

地元に戻ると、まずはソフトバンクショップへ行き、水没したiPhone SEで使ってたY!モバイルのSIMの再発行手続きを行った。
ところが、担当した店員が無知過ぎてイライラさせられる事になる。

「海でうっかりiPhoneを水没させて駄目にしたのでSIMの再発行をお願いします」

と伝えてるのに

「水没したSIMは使えないんですか?」

に始まって

「再発行手数料は現金支払いのみです」

とか。

そのたびに

「海水に浸かったものを新品の携帯に挿入してサビたら嫌なので」
「翌月の請求と合算が出来るはずですけど?」

と言うと都度

「少々お待ち下さい」

と、やたらと時間が掛かってしまう。(^_^;)

その後、アマゾンで購入し近所のコンビニ受け取りにしてた、Palm Phoneを受け取って帰宅。
ところが、このPalm Phoneでも販売会社のサポートにイライラする羽目となる。。。

こうしてみると、旅行自体はとても良かったのだが、つまらないトラブルが多すぎた感が否めない。(^_^;)
まぁ、楽しいことばかりじゃ無いのよ、世の中ははっはーーーん、って感じ?φ(^_^;)

来年はノントラブルで乗り切りたいものだ。

2019/8/8~10 南伊豆家族旅行(2日目)

2日目は、捻挫した足も大丈夫そうだったので、子供に

「波ジャパーンとアスレチック、どっちが良い?」

と聞くと

「アスレチック!」

との事だったので、妻良海上アスレチックに決定。
まぁ、弓ヶ浜に行けば、どっちも楽しめるのだけど、昨日、銀の湯会館で聞いた話だと遊泳禁止になりそうなので朝イチで妻良に直行することにした。

花壇では朝食付きをお願いしてたので、7:15くらいに用意して頂いた。
ソーセージ、スクランブルエッグ、サラダ、ヨーグルト、フルーツが載ったプレートと、好きなパンを自分で焼いて食べるスタイル。
ササッと食べて片付けてから出発準備に取り掛かる。

まずは冷蔵庫と冷凍庫に保管させて貰ってたロックアイスと飲み物を取り出し、水筒にぶち込む。
ペットボトル氷、ロックアイスや飲み物をクーラーへ。
スノーケリング用品も車に載せて水着に着替えて出発した。
駐車場に8:30頃に到着したが、既に護岸沿いの場所にはタープやらテントが沢山設置されており、やや出遅れ感もあったがパラソルっぽい屋根の下が確保出来たので簡易テントを設営。
ここだとヘキサタープが使えないので、クイックアップタープも必要だと思った。
今回はたまたまベンチ付きの屋根の下に入れたのでラッキーだった。
まぁ、iPhone SEを水没させたので、これくらいは多少ね。。。(^_^;)

整備された護岸から磯場へ降りて、いざ海上アスレチックへ!

吊橋を渡ってメインの滑り台から海へドボーーーン!!!
たぶん1m以上は海面下へ沈んだと思われるが、ライフジャケットの浮力で急浮上!

「やっべ、楽しい!!!」

子供も楽しかったようで、泳ぎながら次のフロートへ。

フロートまで行くと、フロート下には小魚が群れてるのが見えた。
フロートに登ってターザンロープをやろうとしてビビって止めてたが、別のフロートに登って滑り台に挑戦。

最初の滑り台よりも高度があったせいか、やった直後からギャン泣きされたのには閉口したが、なだめすかして泳ぎながら磯場に戻って行くと色んな種類の魚が沢山泳いでるのを見てご機嫌になった模様。

休憩タイムという事で、設営したテントに戻って水分補給。
これを2回ほど繰り返したあたりで隣のテントの方がチョイ投げで30cmほどのシロギスを釣ったとの事で、我が家も釣りタイム。

チョイ投げのシロギス狙いとサビキ釣りでスタートフィッシング。
チョイ投げの方はまったく反応が無かったが、サビキ釣りをしてた嫁さんと子供が小魚をちょいちょいゲットしてはリリースしてた。
釣れたのは、、、知らない魚だった。(汗)
サビキで使用したのはマルキューの新製品で常温保存タイプのコマセ、その名も「爆寄せサビキ」


これが結構、いい仕事をした模様。
まぁ、常温保存出来るし、チューブだから手も汚れないしで、まさにファミリー向け。
これからは、これを購入して常備しておけば、いつでもサビキ釣りが出来る。

釣りタイムを終えて、嫁さんも泳ぐ事になりライフジャケットをレンタルして、いざ磯場へ。
度付きのスイミングゴーグルしか無かったので、長時間海の中を見ることが出来なかったが、それなりに磯場を堪能してた模様。

午後になり徐々に波も強くなって来たので14時頃に撤収開始。

宿には15時前に戻ってお風呂タイム。

さっぱりした後に、またもや下賀茂のマックスバリューへ買い出しへ。
さとうのご飯を持って来てたので、レトルトのカレーとお惣菜を買って宿に戻った。

18時過ぎ頃から、子浦海水浴場へ行って花火タイム。

50連発の打ち上げ花火を皮切りに、お子様向けの手持ち花火、大人向けのドラゴンなどをやって線香花火でフィニッシュ。

宿に戻って夕食を取って、部屋で寝酒をして2日目終了。