2019年8月25日日曜日

Palm Phoneを買ってみた

水没したSIMフリーのiPhone SE 64GBの代わりの携帯電話としてチョイスしたが、2019年4月に発売されたAndroidスマートフォンのPalm Phone


アラフィフのオッサン的には、現在のスマートフォンが普及する前は、W-ZERO3(W-ZERO3 es)、その前がSONYのクーリエ、シャープのザウルス、コンパックのiPAQなどのPDA全盛の時代に発売されてたPalmというPDAという記憶。

日の目を見なかったが、約20年ほど前、iPAQなどWindows CEを搭載したPDAやハンドヘルドPCでeMbedded Visual BasicとMAP FANを利用したパーソナルナビの開発なんかをやってたので、使った事はなかったけどPalmの存在は知っていた。

そのPalmがスマートフォンになったから飛びついた!って訳ではなく、近年のiPhoneは大型化の一途を辿っており、4インチスマートフォンであるiPhone SEも販売終了となった。
後継機が出る訳でもなく、現状でiPhone SEを入手しようとしたらキャリアひも付きでかつ32GBモデルだけ、という状況。
# 中古という選択肢も無くは無いが、古本以外は基本的に中古は嫌いな人なので。。。(^_^;)

個人的な話をすると、iPhoneのジャストサイズは4Sまでの3.5インチサイズ。
5以降の4インチでは片手では左上が押し難い。
自分はiPhone 3GからiPhone 4、iPhone 5と順調に機種変更して、iPhone 6へも発売後に機種変更した。
が、4.7インチのiPhone 6はぶっちゃけデカ過ぎた。
携帯するのにギリギリ困らないサイズではあるかも知れないが片手で操作するのには無理が有りすぎて1年ほど使用したが、iPhone SEに乗り換える事となった。

持論ではあるが、スマートフォンとは言え携帯電話なのだから

1.携帯に困らないサイズ
2.片手で操作出来ること

この2つを最低限満たして欲しいと思っている。

正直なところデカサイズを片手で持ちにくいからとリグを付けたり、カメラを高性能化したからとカメラ部分が出っ張ったり、表示領域は大きくしたいからとM字ハゲのようなディスプレイにしたり、ホームボタンを廃止したりとか、iPhoneが本来備えてたスタイリッシュさをスポイルするような現在のiPhoneはiPhoneであってiPhoneでないと思う。
スマートフォンのスマートは賢いという意味だと思うがスマートに使えるという意味もiPhoneにはあったと思う。

そんな訳で現在のiPhoneには絶望しかなく、iPhone SE2の発売を心待ちにしていたが発売されることもなく貴重なiPhone SEのSIMフリーモデル64GBを水没で失った自分としては、携帯しやすく防塵防水性能を備えたPalm Phone以外に選択肢はなかった。
デザイン的にもiPhoneが正常進化を遂げたなら、こんなデザインになってただろう、というデザインなのも良い。
iPhoneらしさを求めるならホームボタンは欲しいところであるが、androidなのでなくても問題なし。

要は、自分の中ではiPhone SEから不要な部分を削ぎ落としてシンプルになった形状がPalm Phone
OSがiOSではなくandroidなのが残念ではある。(^_^;)

androidを搭載した端末としては富士通のArrowsX F-02Eというスマートフォンと、Huawei MediaPad T2 7.0 Pro LTEというタブレットを所有しているが、どちらも挙動がモッサリを通りこしてダルい。
特にIME入力がダルくて嫌になるレベルだったが、Palm Phoneは動作もサクサクで違和感もなくIME入力もキビキビしてiPhoneと同じ感覚で使える。
しかしiPhoneでは指定したキーボードレイアウトのみ利用可能だったのが、androidだとアプリによっては指定しているレイアウト以外のレイアウトでの入力が可能なので、それが面倒臭い。(^_^;)
あとは記号の入力がイマイチだと思う。
まぁ、これはgoogleのandroid用IMEのGboardの問題なのでPalm Phoneが、って訳では無いけども。

Palm Phoneを初期セットアップしてロック解除の認証を顔認証+パターン認証に設定をしたのだが、顔認証に失敗後に画面に表示される通り左下のアイコンをタップしてパターン認証を実施すると、起動してたアプリが無かったのにもかかわらずメッセージアプリが起動して、しかもフリーズするという現象に遭遇した。
メッセージアプリだけではなく、ホーム画面もフリーズし、使えるのはナビゲーションバーのみ。
もう一度ロックして顔認証に成功すればフリーズもしない。
それと顔認証に失敗後に上にスワイプさせてパターン認証を実施すれば、メッセージアプリも起動しないし、フリーズもしない。

この現象をサポートに問い合わせたところ
「長時間連続利用している」「起動してるアプリが多数ある」
とフリーズするケースがあると言われたが、どちらのケースにも当たらないと伝えると
「初期化してください」
と言われたので初期化したが症状は改善しない。
サポート先では同様の現象は確認出来ないので、端末固有の問題だとされ代替機が送られて来たが代替機でも同じ現象が発生した。

そもそも特定の操作を行うとフリーズするってのはソフトウェア的な問題の可能性が非常に高く、仮に初期化して改善したとして、症状が出る度に初期化させる気なのか?
とか、こちらが真摯に状況説明と現象の状態を動画撮影して送ってるのにもかかわらずテンプレみたいな応答しかしないサポートにイライラ感はMAXに。(^_^;)

で、結局のところ、ソフトウェアアップデートの通知があったので、アップデート(8.1.0.2019621_020001)を適用したところ、フリーズする現象は解消した。
というか、サポートがアップデートの内容を把握してないとか、現在のシステムバージョンの確認をしないだとか、色々とアレな感じのサポートではある。
もっとも1日1回は応答がちゃんとあるので、それだけはマシな気がするけども、所詮は販売代理店、といった位置付けだなぁ、という印象。

尚、顔認証を失敗後に左下のアイコンをタップしてメッセージアプリが起動するのは、そもそもアイコンがメッセージアプリを起動するためのアイコンなので正常動作との事。

非っ常に解り難いのだが「アイコンをタップして」のアイコンは顔認証のアイコンの事の模様。(^_^;)
確かにエラーメッセージの上に人の形をしたアイコンがあるわ。。。

表示されているエラーメッセージは

「顔は検出されませんでした。
 アイコンをタップしてやり直してくだ」

となっているのだが(メッセージが千切れてるのは愛嬌か?)、

「顔は検出されませんでした。
 アイコンをタップしてやり直してください
 または上にスワイプしてパターン認証を
 実施してください」

と表示されるべきでは無いだろうか、と思う。

が、まぁ、フォントサイズと表示領域の関係で、ただでさえメッセージが千切れてるのに、更に追加のメッセージを入れるのは難しいとは思うけど、iPhoneに比べたら不親切ではあると思う。





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