2018年2月8日木曜日

2018/2/4 幸丸 アカムツ

船宿:幸丸(出船5:00沖上がり9:00)
ポイント:飯岡沖、250~300m
潮回り:中潮(満潮6:44干潮12:20満潮18:06)
天気: 曇りのち晴れ
タックル:アマノ釣具 ZEALOT NEWスタンディングファイター パワー13-190 + シマノ 12プレミオ
仕掛け:ライン 3号500m、錘200号、胴突き仕掛け(幹糸8号、枝ス6号、オーナーばり アカムツ17号、3本鈎)

電動リールを購入したH氏から
「幸丸からアカムツに行きませんか?」
とのお誘いにバイト。
仕掛けは単純な胴突き仕掛けなれども、既製品だとお高い。
LTタチウオの時のハリス、6号と8号とがあるので、回転ビーズとサルカン、鈎を買ってくれば簡単に作れそうなので3週間前から準備。
鈎が18本入りだったので、ひとまず6セット作成。
あとは特エサの準備。
船宿支給のエサはホタルイカのみで、サバ短などは持参との事だったので、スーパーで冷凍の塩サバを買って薄く削いで更に塩漬けして脱水しカットして再冷凍。
その他に、鮭皮やら予備のホタルイカ、カツオのハラモなどをH氏と手分けして準備。

子供がインフルB型を発症して2日目で、まだ熱がある状態だったので釣行をキャンセルするか悩んだが、快く送り出してくれた家族に感謝。

家を出た時は雨がパラ付いてたが気温は、そんなに低くなく4度とここ最近の氷点下を思えば「温かい」(^_^;)。
H氏宅で運転をチェンジしてH氏の運転で飯岡へ。
我々の中では定番の禁止ネタである「ジョジョの奇妙な冒険」を見ながら行くことになった。
今までは第二部のジョゼフvsエシディシでのエシディシのセリフ
「あんまりぃだぁぁぁぁぁ」
が鉄板ネタだったのだが、H氏が
「やれやれ」
を見たら、どうなるのだろうと言うので、第三部の承太郎一行vsディオを見る事にした。

結論から言うとジョジョ恐るべし。(^_^;)
本当に
「やれやれ」
「無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁ」
となってしまった。

3時頃に幸丸に到着して受付。
名簿が2つあり、どちらの船にするか悩んだが38号船をチョイスした。

港に行くと車が溢れんばかりに停まっており、なんとか入口付近に駐車し、ジョジョを見ながら時間を潰し、船に灯りが点いた頃には丁度見終わったので、準備をして船に乗り込んだ。

「中錘、ヨリ取りリング、水中ライトの使用は禁止で、錘は200号に統一です」

とアナウンスがあり5時に出船し、全速で走ること1時間半でポイントに到着。

3本鈎の上から、カツオのハラモ、サバ短、鮭皮をチョン掛けして、ツボ抜きしたホタルイカの目と目の間を更にチョン掛けし、第一投。
水深は250mとアナウンス。
電動リールのメーター読みで80mを過ぎあたりから落ちる速度がゆっくりになって、アレ?って思ってると穂先にアタリが。。。
クラッチを入れると、ゴンゴンと穂先を叩くので、全速で巻き上げ。
上がってきたのは40cmオーバーの立派なマサバ。
取り込んでる最中に錘のスナップが外れていきなり錘ロスト。。。
どうやら、ここ最近は錘ロスト病に掛かってる模様。。。orz
そして2番目の鈎が無い。
1投目で、仕掛け1セット+錘がロストと先が思いやられる立ち上がりに。

そこかしこでオマツリしてたようで、全員の回収に完了に時間が掛かったが、こっちも仕掛けをダメにしてるので交換して次に備える時間となった。
もっとも投入は前から順番に入れる方式じゃ無いので、次の投入に間に合わなくても後から入れる事も出来るのだが。(汗)

全員の回収が完了したので移動。
第二投目。
今度は100mを突破したので、底まで到達出来るのか?
と思ってたら160mを過ぎたあたりで落下が緩やかになり、180mで穂先にアタリが。
これも全力で回収し、上がってきたのはまたもや40cm級のマサバのダブル。

こんな感じを繰り返す事、5回目(だったと思う)。
またもや中層であたりがあり巻き上げてると急に重くなった。
上げてみると一際大きな魚が掛かっており
「でっけー鯖!」
と思ったらなんか黄色の線が見える。(^_^;)
この時、H氏のラインとオマツリしてたのでタモで取る余裕もなく抜き上げを試みたら、ハリスが切れた。。。
この時は、はやくオマツリを解消しなきゃ!
と言う思いが強くて何とも思わなかったが、結果から言えば
「イナワラサイズだったから無理せずにタモ入れすれば良かった」
である。
素早くハリスを切ったが、H氏のラインに少しハリスが残ってるのが見えたので
「まだ巻かないで!もう1回下さい!!」
と声を掛けて、少し残ったハリスを除去。
幸いな事に直ぐに取れた。
「どこぞのジジイとは違うのだよ、どこぞのジジイとは!」
と思ったけど言わなかった。(^_^;)
こう思うと言うことは割りとまだ根に持ってるらしい。(笑)

そして、また移動。
で、この日最後の投入。
水深は280m、250mと船長のアナウンスはコロコロと変わったが、何とかメーター読みで250mは突破し、そこから更にラインが出る。
メーター読みで300m以上出たところで、穂先のテンションが抜けた。
底だ!底に錘が着いたのである。
単純に底が取れる事が、こんなにも嬉しいことは初めてだったかも知れない。
そもそも、釣りでここまで沖に出た事自体が初めての経験だ。
底を切って上下に誘ってるとプルプルとアタリが。
それでも明確に出るわけではなく、なんかもしかして当たった?程度。
そのまま、暫く誘ってると
「上げて下さい」
とのアナウンス。
魚が付いてるかも知れないと思いつつ全速で巻き上げ。
が、やっぱりロッドが叩かれるので中速に落として巻いてると途中から、一際引きが強くなった。
上げてみるとマサバに混じって一番下に赤い魚が付いてるじゃ無いですか!
上げてみたら25cmくらいのキンメダイ。
となりのH氏もオマツリをしながらもキンメダイをゲットしていた。

「1時間くらい走ってポイント移動するのでキャビンに入って下さい」

とアナウンスがあったのでキャビンに退避して仮眠。
40分くらい経っただろうか?
エンジンがスローになったので起きると外で釣りの準備をしている人が居たので、外に出ると
「釣りはしません」
「僚船の舵が故障して取舵が効かない」
とアナウンス。
見ると僚船がスパンカーを立てた状態で右にグルグル回っていた。
船長が無線や携帯電話で慌ただしく連絡を取った結果
「申し訳ありませんが、僚船を曳航して帰るので、今日はここで中止にさせて下さい」
との事。
まぁ、釣りにトラブル付き物だし、鹿島じゃ船が燃えて全員が海に飛び込んで救助されりもしてたので
「ま、仕方無いね」
的な話をH氏として、他のグループの人とも会話をした。
自分の居た舷で、どうやらサバとイナダ以外を釣ったのは、自分とH氏だけのようだった。
裏側のグループの人とも会話したが、そちらもサバとイナダとの事だった。
その方は同じ市内在住との事だったので地元の釣具店話に少し盛り上がった。
4時間ほど掛かって帰港したが、港口で大波が来た時に曳航していたロープが切れた。
結局、船を横付けして舳同士、艫同士を結んで並んで入港。
船着き場ではオヤジさんが
「申し訳ありませんでした」
「気をつけて下船して下さい」
と、熱い蒸しタオルが用意されており手を洗って顔を拭いた後に、昼食のオニギリとお茶、お詫びのお土産、1年間有効乗船無料券を貰った。

途中で釣りが出来なくなったのは残念だけど、自然を相手にした遊びなんだからトラブルは付き物だし、誰も怪我をせずに無事に帰ってこれたのが何よりだった。
釣行準備に掛かった費用や時間、交通費が無駄になったが、それでもまた来ようという気持ちで港を後にした。

貰ったお土産と無料乗船券

中身は釜揚げシラス

帰路の途中、釣果情報を確認したらアカムツの釣果情報が出ていた。。。
ノーテンキなコメントに釣果写真まで。
他にも船が出てたのかは知らないけど、少なくとも迷惑を掛けた客に対する配慮ってものは無いものだろうか。
(出てなかったから、いつの釣果情報だよ、って話なんだが)
出船した以上は、船体トラブルで早上がりだろうが、なんだろうが釣果情報は出して欲しいし、詫びのコメントくらいあっても良いと思った。
また迷惑を被ったのだから、トラブルの原因についても書いて欲しい。
港を出る時の気持ちは完全に吹っ飛んでしまった。
本来だったら交通費も無駄になってるのだから、乗船代は現金で返却し、足代として半額件なり無料券なりを出すことでチャラになると思うのだけど。(^_^;)

釣果は
「鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖鯖ぁぁぁぁぁぁ」
結果は
「やれやれだぜ」
まとめると
「あ、、、ありのまま、今、起こった事を話すぜ。。。
オレは釣りが出来無かったのに、釣果情報が出ていた。。。
催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ、断じてねぇ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。。。」

ジョジョ恐るべし、というオチ。(^_^;)

マサバ10匹超、キンメダイ1
鯖は小さいのはリリースしたけど40cmクラスは全て血抜きしてお持ち帰り。

鯖ラッシュで残念なクーラー

タライからはみ出すサバーズ+1

釣れたマサバは脂ノリノリで非常に美味しかった。
少し生のまま刺し身で食べて、あとはなめろう。
キンメダイは煮付けにしたけど、正直なところ煮付けって醤油と砂糖の味だからメバルでやっても大差無い気がする。。。

生サバとネギと大葉と味噌のなめろう

め、めがぁぁぁぁ

新一年生になる娘が書いてくれた絵で、少し和んだんので、親馬鹿の和みをお裾分け。(^_^;)

ととが いま さばいてるよ

0 件のコメント:

コメントを投稿