2019年3月8日金曜日

2019/3/3 幸丸 アカムツ

船宿:幸丸(出船4:00沖上がり12:00)
船長:佐藤船長
ポイント:犬吠埼沖(200m前後)
潮回り:大潮(満潮3:32干潮8:08満潮13:08)
天気:曇りのち雨
タックル:アマノ釣具 ZEALOT NEWスタンディングファイター パワー13-190 + フォースマスター1000HD
仕掛け:ラインPE3号 錘200号、幹糸8号ハリス6号50cm枝間100cm捨て糸60cm or 80cm ホタ鈎16号、マシュマロボールLレッド、イエロー、パール、激臭匂い玉
エサ:ホタルイカ、サンマ切り身

当初の予定は3/10だったが、そこに別の予定を入れてしまったため1週間前倒しでの釣行。
1週間前の天気予報では時化予報だったが直前では晴れ予報と思いきや前日の予報では曇のち雨、ただ風も波もそんなに無い予報となっていた。

今まで自作した仕掛けは1つの袋に入れてたのだが、捨て糸の長さを変えてたりするので実釣の際に出したい仕掛けを取り出せないとか仕掛け巻き同士が絡んでしまってたとかマイナーなトラブルがあったので、今回からは同じ種類の仕掛け別に袋に収めるようにした。
今回用意した仕掛けはホタ鈎16号の3本鈎、幹糸は8号、枝間は100cm、ハリスは6号50cmをベースに捨て糸を60cm、80cm、100cmを4セットづつ、120cmを1セット。
つり情報で見た枝間120、はリス60cm、捨て糸150cmの2本鈎仕掛けを6セット。
その他に予備でハリス60cmで結んだ鈎を9本を用意した。
捨て糸を長めに作って詰めれば良いかも知れないが、船の上ではなるべく作業はしたくないので準備だけは万端で望みたい。(^_^;)
それでも万が一に備えて船上で仕掛けを作っても良いように鈎やハリス、サルカンやマジックに定規なども持って行く。

ここまで仕掛けの準備をしておきながら釣行準備は前日まで何もやっていなかった。(^_^;)
土曜の午前中は通院で不在、午後に入ってから慌てて準備する。
バッテリー、ロッドホルダー、電動リールx2、錘の順に船バッグに詰めて仕掛けを入れた袋、タオル類、クッションを入れインナーケースに酔い止め、下痢止め、絆創膏、ペンチ、ハサミ、予備のラインとして4号300m、ハリス8号&6号、鈎やサルカン、スナップ付きサルカンなど一式、予備でハリスを結んだ鈎、防水袋に入れたティッシュ、手袋、ホカロンなどなどを入れて玄関まで運ぶ。
レインウェアを釣りビジョンの布袋に入れ、防寒ブーツと長靴を下駄箱から出す。
着替えとして下着一式、ズボンと上着、そしてアウターとタオルをサカゼンのバッグに入れた。
まぁ、しかしこうして書いて見ると荷物持って行き過ぎだなぁ。
電車釣行なんか全く出来ないレベルの荷物量だ。(^_^;)

22時起き、22時半出発の予定で19時には床についたが花粉症の影響で21時過ぎに目が覚めてしまった。
あと1時間寝付けなさそうだったので起きて任天堂Switchのテトリス99をやって時間を潰す。
その後、コンタクトレンズを装着し、花粉症の薬、アネロン、下痢止めを飲んで22時に出発した。
途中のPAで、どうしようか迷ったが験担ぎ的に吉野家の牛丼を食べてからH氏宅へ。
すると、もう船バッグとクーラーボックスが置いてあったwww
持ち去られたらどうすんだ、これ。
と思いながら電話し呼び出しつつ荷物を車に積む。
H氏の運転で一路、飯岡へ。
例によって途中から寝るが、どうにもトイレが近くて目が覚めると千葉県内の下道を走ってたのでコンビニに寄って貰った。
というか、本当にトイレが近くて出船前に何度もトイレに行ったし、釣りの間も2回くらいトイレに行った。
薬の飲み合わせが悪かったのかも知れない。

幸丸には1時半くらいに到着し、場所取り名簿に記入をしようとしたら全船、舳、艫が埋まっていた。
というか、1グループで横並びじゃ無く左右の舳、艫を抑えるとか、あんまり良いマナーじゃ無いと思うんだけど、どうだろう。
当初の予定では佐藤船長の右舷胴の間のつもりだったが既に確保されていた。
しかも前も後ろも1人分づつ空けて。(^_^;)
左舷側にしようか悩んでたらH氏が来たので相談。
大坂船長の船が比較的空いてるように見えたが、佐藤船長の左舷側で良いという事になり前から詰めて記入しコンビニへ行き軽食を購入、時間まで車で待機。
2時過ぎに受付がオープンしたので乗船名簿に記入し乗船券を購入し受付を済ませて港へ。
3時過ぎまで仮眠してから準備開始。

意外と暖かったのでホカロンなどは無しで、足元だけ念のために防寒ブーツ。
インナーはいつものユニクロあったかセットに、いつものレインウェア。
ロッドにリールをセットしガイドにラインを通して準備終了。
アカムツ船は堤防の先端に3隻横並びで、佐藤船長の31号船は一番奥。
荷物を海に落とさないように気をつけてながら左舷胴の間に行きキーパーをセットし、バッテリー、ハサミなどを棚に置き、ロッドをタオルでキーパーに括ってキャビンへ。
そしてら既に荷物を置かれて確保されていた。。。
幸丸の船は大型で釣り座のスペースが広いけどキャビンが圧倒的に狭い。
女性用トイレがキャビン内にあるので更に。(^_^;)
片道2時間掛かるから場所確保は死活問題だと心に刻んで次回に繋げよう。
まぁ、ポイントは同じだからアカムツなら波崎の仁徳丸でも良いかなぁ。
河岸払い直前に携帯電話を車に忘れた事に気がついたが時すでに遅し、4時半前には河岸払い。
何とか確保したスペースで横になって仮眠するが、H氏は出遅れて座るしか出来ない状況で約2時間後(推定)にポイントに到着。
上着を着てライフジャケットを着用しようとしたら横揺れで眼の前のH氏にタックル。(^_^;)
本当に申し訳無い。
しかし、一連のH氏のツキの無さと、自分自身の横揺れでの安定感の無さ&トイレの近さが最後まで響くとは、この時はまだ思いもよらない。

投入は一斉投入で遅れたら投入禁止、再投入も禁止の1流し1投制。
天気は曇りで風はさほど無く寒さは感じない。
波も胴の間という事もあり全く感じなかった。
ひとまず様子見で捨て糸60cmの3本鈎仕掛けをセットし、マシュマロボールのLイエローのアカムツ用無発光タイプをすべての鈎にセットし、餌は持参したホタルイカを使用。
支給される餌は足りなくなるので事前に購入しておいて前日の晩からクーラー内で自然解凍済。
合図と共に投入。
しようと思ったら電動リールのバッテリーのマイナスを繋いで無かったw
慌てて繋いだところで投入のアナウンス、ギリセーフ。(^_^;)
水深は250mくらいだが、二枚潮で上側がかっ飛んでるのでスプールフリーや糸送り機能は使わずサミングしながら落とすように指示があった。
水深+20mくらいで着底を確認し、糸ふけを取ったらロッドの先端がブルブルしている。
「あれ、着ノリ?」
と思ったが再投入が出来ない状況で投入直後に巻く勇気もなく様子見をしていると、音沙汰無しで、バレたか気のせいという事にして誘いを入れつつ底を何度か取り直す。
すると、誘いあげたときの手応えが明らかに重いので、そのまま電動リールのスイッチ・オン。
が、ドラグを緩くしていたせいもあって滑って上がって来ない。(^_^;)
やたらと重いのでサメでも掛かってるのかと思っていたが、どうやら右舷側の人と艫の人とお祭りをしていたようで200号x3個はそりゃ重いわな。
そして仕掛けがグチャグチャの状態で上がって来て船長がヘルプしてくれたが、どうにもならんと自分のPEをサルカン付近でカット。
自分の仕掛けには良型のキンメが3匹パーフェクト。
そしてお祭りをした人が魚も錘も取りに来ない。(^_^;)
その人の仕掛けには一番大きいキンメが付いてるのだが、やはりサルカンの部分でPEを切られてるので作り直しで余裕が無かったのだろうし、こっちもラインを切ってるので、まずはチチワを作り直し。
昔、荒川屋のLTアジで同じ事をやってチチワがスッポ抜けて天秤ごとロストした事があるのでエイトノットをした後にハーフヒッチを何回かしてチチワを完成させた。
そして船長から5連サルカンは止めた方が良いと言われたので1/0のスナップ付きサルカンをバッグから取り出してセットし、捨て糸60cmの仕掛け+マシュマロボールと餌をセットし終えたところで、2流し目の投入合図。
キンメはリリース対象なのでリリースしたいところだが、そんな余裕も無く足元に放置。(^_^;)
2流し目は空振りだったせいもあり、グチャグチャの仕掛けから魚を外してマシュマロボールも回収。
魚はリリースしても既に弱っていたので駄目だと判断してクーラーに仕舞った。
お祭りをした艫の人のところに仕掛けの残骸と魚を持っていったら「自分のじゃない」と言われたので右舷側の人なんだろうけど投入合図に間に合わなくなるので自席の桶に入れておいたが最後まで取りに来なかったので錘と一緒に持ち帰りさせて貰った。
まぁ、1流し1投制は船上ではなく戦場でカオスだし、いちいち他人に構ってなんかいられないから取りに来ない方が悪いって事で。(^_^;)

3投目もサバが掛かって回収中に右舷側の人とお祭りで仕掛けがパーに。
船長のアナウンスを聞いてると、どうも4号ラインを使ってる人が居る模様。
「ホームページでは4号以下と書いてあるけど3号が主流だから」
とアナウンスしてるけど、それはそれで駄目じゃん。(^_^;)
3号に統一するか4号なら250号とか重くするなり一工夫して欲しいと思った。
あと自分だけじゃ無く他の人も頻繁に右舷側の人とお祭りをしていた。
自分やH氏は引き込み側の時はお祭りしないけど、払い出しの時によくお祭りをしたので単純に糸を出しすぎてるんだろうなぁ。
水深+50mくらいまで糸が出たら、それ以上を出しても意味が無いから諦めて回収した方が幸せになれると思う。
しかし、H氏は本当にツキが無かった。
前半戦は掛かる魚はサバばかり、そして結構な率で右舷側の人とお祭りで仕掛けを駄目にした挙げ句、相手の仕掛けがPEに絡んでる状態で、反対側で仕掛けが上がったから緩めてと言われ緩めてたら謎の高切れ。
これ絶対に仕掛けを切ってる最中に間違えてライン切ったでしょ。(ー人ー)南無~
自分も祭った時に1回顔を出しに行ったけど
「仕掛け切って錘だけあります、魚はサバでした」
と言われて錘を貰って帰った後にお祭りが解けたと思ったら仕掛けが無事な状態で上がって来た。(^_^;)
錘を返しに行くのも面倒だし余裕もないので帰る時には船バッグが1.5kgほど重くなった。
つか毎回何人とお祭りをしているのだろうか。。。

あまりにもお祭りが多いので船長が
「錘を先に垂らして、クラッチ切って指で抑えてて」
ってアナウンスしてるんだけど、自分とH氏は「????」状態。(^_^;)
自分はマグネット版使ってるしふつうに錘を放り投げれば問題無いのだが、要はそれだと個人差があってお祭りをするから、先に錘を投入するけど仕掛けが落ちないように待機しててって事だったらしい。
H氏が最後まで理解出来ずに居ると
「日本語分かん無いかなぁ~!!」
と言われてしまったが、そりゃ無いわなぁ。。。

その後、何流し目だったかな、聞きあげた時に重みを感じたので電動リールのスイッチ入れて回収したら待望のアカムツをゲット、しかも良型の30cm超え。
3本鈎の真ん中に掛かっていた。
その後も同じくらいの良型をゲット、またもや真ん中。
マシュマロボールはパールを使ってたのでH氏に
「捨て糸60cm、枝間100cmで真ん中に食ってるので捨て糸を150cmくらいにした方が良いかも、あとマシュマロボールはこれに食って来てます」
と渡したがマシュマロボールは拒否された。(^_^;)

H氏はH氏でトラブルの多さ+船長の罵声でご機嫌斜め。(^^;)

とにかく前半戦は着底後に再度底取りするのが大変で、運良く底を上手く取れた時にヒットしないと、糸を出しまくってる人とお祭りをする羽目になる運ゲー状態。
そんな中、中盤戦あたりでようやくH氏が待望のアカムツを小ながらもゲット。
すると次の流しでも即ノリでゲットし追いつかれたが、こちらもゲット。
なかなか釣れない中で、自分やその隣がバタバタとアカムツをゲットしてた時にH氏はお祭りの後始末で投入休みとか有ったりして踏んだり蹴ったりの「あんまりだぁ~」状態だったのでゲット出来て良かった。

後半戦になると自分は4セット持ってきてた捨て糸60cmの仕掛けをすべて駄目にしたので捨て糸80cmの仕掛けに切り替えてた。
雨が降り出していたが特に寒いとも思わなかった。
上っ潮も若干緩んだのか2回目以降の底取りも楽になって来てから釣果がグッと伸びた。
着底後はドラグをユルユルにしてラインが徐々に出ていくように調整。
たまに誘いを入れたりすると一番下の鈎で釣れてくるようになった。
隣の人が一番下の鈎で続けて釣っておりイエローのマシュマロボールを使ってたので見習ったのが良かったのかも知れない。
一番下にはマシュマロボールと激匂い玉にホタルイカの2匹掛け+サンマ、2番目にはパールのマシュマロボール+鮭皮とホタルイカ、1番上はオレンジのマシュマロボールとホタルイカとサンマ。
こんな感じで2番目の鈎で釣れる事もあったが1番上の鈎は全く釣れなかった。
アタリも明確に出る訳じゃ無く聞きあげた時にググっと重く感じるので巻き上げると言った感じの釣れ具合だった。

最終釣果はアカムツ6、サバが6、キンメが5となった。



サバは3本だけお持ち帰りで後はリリース。
船上で魚を捌いて餌を作る余裕は今のところない、このブログはタイトルは今のところない。(^_^;)

そして沖上がり後に事件が発生。
キャビンで寝ていたが1時間くらいしてトイレに行きたくなり目が覚めた。
寝てる人の足を避けながら後部ドアから出ようとした瞬間に大きく揺れて転倒し、他人様の上に落下。
平謝りして外に出て用を足した。
このまま戻って、またコケたら悪いと思ったので残り1時間くらいは外でいいやとスパンカー下に座ってたのが良く無かった。
何度目かの大きな横揺れで体ごと吹っ飛んで艫にあるもやい用の柱に頭から激突。
緩衝材を止めてるロープ部分で目の上を切ってしまった。
最初は「いってーーーー」とぶつけたところを抑えていたら何やら伝わるものが。。。
手を見ると血だらけですやん!
慌てて反対側の手で拭ったらこっちも血だらけ。
トイレ脇の蛇口を捻っても水は出ないしで、ひとまず着込んでるフリースで顔を拭くも血だらけ。
まぁ、この辺を切ったら血が沢山出る事は知っていたので大して焦りはしなかったが・・・。
ひとまず服の袖でずっと抑えて、そのままデッキに直接座ってひたすら耐える事を選択。
帰港したあたりではだいぶ血が止まって居たので、ひとまず緑茶で傷口を洗いでタオルで抑えて車に戻って鏡を見ながら絆創膏を貼った。
割とパックリ行ってるが、瞬きは出来るので医者には行かなくても良いだろうと判断。
というか日曜日に、こんな場所で病院に掛かったら預り金1万で平日に精算とかになるのは目に見えてるので医者に行くなら帰宅後かな、と。
家に帰ってシャワーを浴びるとふたたび出血して来たのでマキロンで消毒し、リンデロンVG軟膏を塗ってバンドエイドを貼って様子を見ることにした。

ひとまずサバは生で食べたかったので、一番大きいのを捌いてなめろうに。



アカムツは後回しにしてキンメの一番大きいのを煮魚にした。



サバは脂ノリノリで旨し。
キンメは砂糖多めの醤油少なめで仕上げたが、これもまた旨し。
身がしっかり目で臭みも全くなくとても上品な味わい。
何年か前に下田の方に家族旅行に行って伊豆急下田駅の近くの地魚料理の店でキンメダイ定食を食べたんだけど、全く美味しくなく値段が高いだけなのを夫婦揃って思い出した。(^_^;)
レシピは、生姜を3~5mm厚で4つほど、水150cc、酒150cc、砂糖大4、味醂大2、醤油大3の分量。

翌日にアカムツを煮付けしたが、これが大失敗。
魚がデカくて上身が生煮えな上に、味が全く入って無く身がグズグズに。(涙)
2枚卸にして半身づつやれば良かったと反省。

もう1匹の半身を炙り刺しに、もう半身を塩焼きにした。


塩焼きは更に盛る時に身崩れして見栄えが悪かったので写真は割愛。(^_^;)
ピチットシートで一夜干しも作ってみたが、塩水に漬けずに作って食べる時に味付けを試みたのだがイマイチだった。


アカムツは炙り刺しか鍋にするか、上手に煮魚にするのが美味しいかな。。。

3日目は、残ってきたキンメを煮付けに鯖を塩焼きにして残ったアカムツは冷凍庫へ。
1年ぶりくらいにKH氏と釣りに行く事になったので、お土産で持って行くことにした。



アカムツも良いけど30cmクラスが釣れるならライトキンメも良いかな?
あと、この時期の外房の鯖は美味すぎてヤバし。

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